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  観劇してきたお芝居の感想や日々の独り言などなどを書いていきます。
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25日の観劇です。

★reset-N「閃光」
  (王子小劇場@王子)

現代、東京。

真夜中、隣に住む女が激しくドアを叩く。
劇作家は遠い国から帰ってきた。
絶望を抱えて。
閃光のような作品を希求しながら。
とめどなく愛を注ぐ女。
堕落していく二人。
奇跡の瞬間はまだ遠い。

虚構か?ノンフィクションか?
物語と並行して語られる夏井孝裕の愛と演劇の歴史。

劇作家は再生の道を見いだし、新しい光の方角へと歩いていく。

2008年、演劇ヌーヴェル・ヴァーグ宣言!



王子小劇場・佐藤佐吉演劇祭2008参加作品。

演出家を側面からサポートするドラマトゥルクと一緒に作り上げた作品だから、ちと違った感覚が漂っていたな・・・
ちなみに「ドラマトゥルク」とは、ドイツの劇場で古くから一般的に普及している専門職で、制作とは独立して存在し、文学、美術など、深く広範な専門知識が要求される知的エキスパートのコト。

苦悩の果て作品を作り上げている劇作家を身近に感じているからこそ、演劇関係者には共感される作品だと思うけど、裏事情を知らない観る側にとって、この作品、どう感じるのかな・・・って思ってしまう作品でしたね。

あちきの場合、どこかで観た、または読んだコトがある様な作品だったので、作品を追及すると没頭出来なくなりそうだったし、好きな役者さんらが競演していたコトもあったので、役者さんの演技に注目して観劇していたから、ユニークな手法を取り入れた作品という印象が強いな・・・

出演されていた役者さんの熱演は素晴らしかったですね。特に舞台端から役者さんを観ていた夏井さんの表情は印象的でした。

満足度:★★★☆☆

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