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  観劇してきたお芝居の感想や日々の独り言などなどを書いていきます。
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29日の観劇です。

★劇団40CARAT「上海キップ」
  (シアターグリーン BASE THEATER@池袋)

いよいよ光マーケティング社も、この世知辛いニッポンからバブル中国大陸市場に乗り出すべく、上海部を作った。日本家電メーカ-のプロモーションのためのパーティーをこの劇場で行うことガ決まり、当日のホールアルバイトの大リクルート大会(面接)を事前に楽屋で催すことになった。

準備で慌ただしい中、いよいよアルバイトの面接応募者たちが集合してきた。
実はこの女性たち、人間なのは仮の姿。夫婦ゲンカの末に国を失踪した夫・オーベロン王を探す旅に出た王妃・タイテーニアとともに、人間世界にやってきた妖精たちなのだ。
妖精国の財政難を救おうと、人間のふりをしてアルバイトに応募してきたのである。

同期の若者社員、二組のカップルの恋の破綻。人間社会にハマったモーレツサラリーマン、上海支社長たるオーベロンと、タイテーニアはさらなる夫婦ゲンカを勃発。劇場ホールと楽屋は、さながらドタバタ喜劇と化す。

光マーケティング社は平和を取りもどし、プロモーションを無事に成功できるのか?バブル中国大陸 上海支社で羽ばたけるのか??

ホンや演出は悪くなかったし、演技に関しても、個性豊な役者揃いで、飛び道具的な役者が光っていたし、馬頭琴を取り入れた生演奏も良かったんですが、それが全て融合した時、何故観るに耐えない作品に仕上がってしまったのかが、とても不思議な公演だったな・・・

原因としては、音楽がシーンにまったく合っていなかったコト。

オープニングとエンディングの生演奏と生歌のコラボはとっても良かったのにな・・・この良さがこの後続くのかな・・・って思っていたら、シーンと合っていない音楽が多いとは・・・

あれだけシーンに合っていない音楽が常に流れていると、あんなに苦痛な観劇になるんだな・・・って初めて知った。

作品がよく知られている「真夏の夜の夢」をベースにしているから、飽きさせずに魅せるため、飛び道具的な役者さんの怪演など、かなり面白いコトを盛り込んでいたのに、流れている音楽によって完璧にぶち壊していたのは、とても残念。

またSE全てを楽器で表現するにも限度があると思う。ハウリングは、あくまでもハウリングにしかならないし、不愉快になってしまう。

満足度:★☆☆☆☆

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