観劇してきたお芝居の感想や日々の独り言などなどを書いていきます。
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4日の2本目の観劇です。
★AND ENDLESS「神殿」
(東京芸術劇場・小ホール1@池袋)
慶応三年十月。
徳川最後の将軍・慶喜が征夷大将軍を辞し大政奉還する。
更に王政復古の大号令が発せられるに至り、幕府は事実上崩壊を迎える。
鳥羽・伏見に端を発した戊辰戦争が始まり、新政府軍の怒涛の勢いの前に旧幕府軍は衰退の一路を辿ってい
く。
土方歳三は負傷した局長近藤勇の代わりに新選組を率いて戦い抜くも、銃撃戦の前に敗北する。
刀で戦ができない時代であると悟り、洋式の軍備を進め始めるが・・・
あくまで土方との未来を生きたいと願う盟友・榎本武揚。
ただ見つめる事をしてきた中、神殿の扉に手を掛けつつも土方に最期の言葉をかける勝海舟。
全ての答は、五稜郭にあり。
新しい国を創る維新志士達との激しい宿命を描いた、一つの時代の確実なる終末譚。
こちらに関しては、2001年公演に近い出来だったんだけど、感情が先走り過ぎて、観ていて、ドン引きしてしまったな・・・
もう少し感情を抑えて演技してくれないと、感情移入出来ないし、感情が先行してしまうコトによって、声がまったく聞こえなかった。
感情移入するコトは悪くないんだけど、観客に対して迷惑になる様な感情移入は控えて欲しいですね。
「堕天」後、アフタートークがあり、その時に失敗談のコトが話されていたんですが、そのせいか、ちょっとしたセリフの咬みなどに、客席が異常に反応していたな・・・
満足度:★★☆☆☆
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