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  観劇してきたお芝居の感想や日々の独り言などなどを書いていきます。
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11日の観劇です。 

★劇団あおきりみかん「パレード旋風が巻き起こる時」
  (シアターグリーン BOX in BOX THEATER@池袋)

-見ると見られるの間で引き起こされる、内向的外向喜劇-

まともに見られなかったり、そのくせ、よそ見をしている時に盗み見たり、見守って貰わないと不安になったり、見つめられてドキドキしたり、見間違えてがっかりしたり、見直して元気になったり、見下されて落ち込んだり、見て見ぬふりをしながらも気になったり、見逃して悔しかったり、見られて興奮したり、見出して喜んだり、見据えて気がついてみたり、見極めて勝ち誇ってみたかったり、見送って寂しくなったり、見殺しにはできなかったり、見とれて心奪われたり。

見るがあって見られるがあって、誰かがいて誰かがいる。そんなことが気になっていたら、パレードしたくなった。

ひょんなことから「パレード屋」の一員になった女が依頼された仕事は、パレード屋の人々を観察すること。

「観察」していく先に、はたして「発見」は存在するのか?

ちょっと変わった「内向的外向喜劇」・・・見ながら、自分を見てみてください。



今回の作品はかなりシュールで、1980年代を彷彿させる作品だったので、前に観た作品とは異なった世界観を魅せてくれましたね。

「アリの生態」を「パレード」に比喩し、「パレード」を「観察」という行為を繰り返すのお話だったのですが、前半から中盤に掛けては、パレードの形式や、女王アリのキャラなどを変化させながら繰り返していたので、飽きずに観られたけれども、後半は何だが同じ行為を繰り返しているだけにしか観えなかったのは残念だった。

シュールな作品って、ラストをどう落とす(終わらす)かが、一番重要なコトだと思うのですが、観ていて、いつでも終われる状態を作りながら、ワザと引っ張っていたのに、ちと疑問が・・・

口上で始まり、口上で終わっていたのは、良かったけど、ラストの口上は、ひと工夫欲しかったですね。

満足度:★★★☆☆


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